Ⅱ. Healthy People and Society

一人ひとりのWell-beingと健全な社会への貢献
私たちが目指すHealthy People and Societyとは、一人ひとりが心身ともに健やかで、自らの力を発揮できる場を持ち、挑戦や学びを重ねながら充実した人生を送れる社会です。
しかし現実には、日本では、生産性の低迷や人手不足が企業の成長を制約し、将来世代の多くが自国の未来に明るい展望を描けないなど、社会全体が十分な活力に満ち溢れているとは言い難い状況にあります。
だからこそ私たちは、日本の企業経営を金融と業務の両面から支え、生産性向上と、働く人々が誇りと働きがいを持てる環境づくりに取り組みます。
また、私たち自身が変革に挑み続けてきたからこそ、挑戦する子どもや若者の可能性を育みます。
そして、挑戦や学びを支える基盤として、時代ごとの健康課題に向き合ってきた歩みを受け継ぎ、適切なヘルスケアへのアクセスを確かなものにしていきます。
人生のさまざまな局面で、一人ひとりのエンパワーメントを促進していきます。
当社グループは現在、財務・非財務両面からの経営の高度化に注力しています。その重要な要素の一つであるコア・マテリアリティをより具体化するため、2025年度は、コア・マテリアリティの解決に向けた取組みがどのように社会価値と財務・企業価値に繋がるかについて社内外の関係者と議論を深め、優先して取り組むテーマを明確化しました。
Healthy People and Societyに関しては、下記の3つの優先テーマを策定しました。
| 優先して取り組むテーマ | 起点となる社会課題と当社グループが取り組む理由 |
|---|---|
| ③ 生産性向上を通じた働きやすさの向上 |
|
| ④ 未来への挑戦を支える機会の拡大 |
|
| ⑤ すべての人々の心身の健康増進 |
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優先テーマ③ 生産性向上を通じた働きやすさの向上
生産性向上
業務を効率化するBPOサービスの提供
近年、企業経営を取り巻く環境は急速に変化し、個別サービスの導入といった単一的な施策では対応困難な複合的な課題が顕在化してきています。こうした状況の中、日本の労働者の大半を雇用する中小企業に対し、総務・人事領域の課題解決や生産性向上を支援するBtoBのBPOサービスを提供し、世の中の働く人々が「イキイキと働ける」環境づくりを支援していきます。
「生産性向上」の詳細は、サステナビリティレポート(P43)をご参照ください。
魅力度向上
企業の魅力度向上に関する取組み
すべての人々がより良く生きていくことができる社会をつくるためには、生活の土台を支える社会システムの包摂的な整備と同時に、社会とのつながりを通して生きがい・働きがいを感じられる機会の提供が必要不可欠です。自身と社会とのつながりを見出し、個々人が生きがいを感じられる環境を整えることが求められている中、当社グループでは従来の保険領域に加え、総合福利厚生サービスの提供など、新たな事業領域を拡大し、企業の持続的成長に向けた取組みを進めています。
また、予防・健康増進・データ活用といった非保険領域にも事業を展開することで、企業の持続的成長を支える包括的な健康支援に取り組んでいます。
「魅力度向上」の詳細は、サステナビリティレポート(P44~45)をご参照ください。
優先テーマ④ 未来への挑戦を支える機会の拡大
自ら変革に挑み続けてきた当社グループは、次世代の子どもたちや若者にも教育を通じて新たな可能性に挑む機会を届けたいと考えています。グループ各社はそれぞれの地域で、未来を担うチェンジメーカーの育成に向けた教育支援を継続的に行っています。
「未来への挑戦を支える機会の拡大」の詳細は、サステナビリティレポート(P46~48)をご参照ください。
優先テーマ⑤ すべての人々の心身の健康増進
人々の健康増進を支えるための取組み
健康増進に関する取組み
当社グループは、創業以来「健康の増進」に向け、さまざまな取組みを推進してきました。近年では、国立の研究機関や大学と連携し、業界トップクラスの情報ネットワークを構築しています。お客さまの健康を第一に考え、生命保険を通じてお客さまへ「健康」という安心をお届けしています。
今後も、各国が抱える健康課題の解決および健康寿命の延伸に向けた取組みを推進していきます。
「人々の健康増進を支えるための取組み」の詳細は、サステナビリティレポート(P50~54)をご参照ください。
医療保険
必要な医療に安心してアクセスできる医療保険
人生100年時代を迎え、資産形成・承継ニーズが顕在化する中、Daiichi Lifeグループの各社はお客さま一人ひとりが抱えるライフプラン上の課題やリスクに寄り添い、最適なプロテクションをお届けし、生命保険会社としての社会的意義の発揮に向けて取り組んでいきます。
「医療保険」の詳細は、サステナビリティレポート(P55)をご参照ください。
不動産開発
不動産開発による地域活性化
第一生命は、多様な事業者・関係者と協働し、サステナブルで快適な街づくりや都市開発を推進することで、地域住民の方々のwell-being向上や地域活性化に貢献しています。また、同社が保有する物件では地域関係者と連携したエリアマネジメント活動を通じて、来館者や周辺地域の方々に新たな体験価値を提供し、人々のQOL向上や利用者のwell-being向上、そして地域活性化に貢献できる取組みを推進していきます。
「不動産開発」の詳細は、サステナビリティレポート(P56~57)をご参照ください。
社会貢献活動
当社グループは、グループ社会貢献取組方針に基づき、グループ各社ならではのノウハウやリソースを活用して、独自の社会貢献取組みを行い、社会貢献課題の解決に挑戦しています。
Daiichi Lifeグループは、パーパスとして掲げる、「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」の実現に向け、地域の社会課題解決に貢献することで、社会とともに持続的に成長することを目指します。
健康とWell-being
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| 保健文化賞の主催 | 第一生命 |
| コミュニティ・ヘルス&ウェルネス・フェアの開催 | プロテクティブ |
| 日本赤十字社への寄付 | QOLead |
| 社内カフェでのドリンク購入を通じた寄付活動 | 第一フロンティア生命 |
| アンコール小児病院への寄付 | 第一ライフ・カンボジア |
| メンタルヘルス向上への貢献 | TAL |
| 白内障患者への支援 | 第一ライフ・ベトナム |
将来世代への教育支援
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| 消費者教育・金融保険教育支援 | 第一生命 |
| ジュニア・アチーブメントプログラムへの支援 | プロテクティブ |
| 公益財団法人 国際保険振興会(FALIA)への支援 | 第一ライフグループ |
| Banqerへの技術提供と寄付 | パートナーズ・ライフ |
| 第一生命 全国小学生テニス選手権大会 | 第一生命 |
| 女子陸上競技部元選手 による 学生向けランニング教室 | 第一生命 |
| 第一生命× LDH 親子ダンス教室 | 第一生命 |
| 小学生向けスケートボード体験会 | 第一生命 |
| 孤児院での環境教育 | スター・ユニオン・第一ライフ |
| 児童養育施設への支援 | 第一ライフ・ミャンマー |
| 地方部の学校への水ろ過装置の設置 | 第一ライフ・ベトナム |
多様性
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| インクルーシブ出張授業~障がい者と共に働く~ | 第一ライフチャレンジド |
| 農園での障がい者雇用 | アセットマネジメントOne |
| 障がい者自立支援取組み・古本などを活用した寄付 | 第一ネオ生命 |
| 自立した女性のための能力開発研修の実施 | 第一ライフ・ベトナム |
| アボリジニとトレス海峡諸島コミュニティへの支援 | TAL |
地域社会とのつながり
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| 青森県との「動物愛護に関する連携協定」締結・官民連携取組み | 第一アイペット損害保険 |
| 「おむつ替え・授乳スペース」の無償提供 | アセットガーディアン |
| 被災地・被災者支援 | Daiichi Lifeグループ、第一ライフ・ベトナム |
文化・芸術
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| VOCA展への特別協賛 | 第一生命 |
| VOCA展受賞作家への支援 | 第一生命 |
| 認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークへの支援 | 第一生命 |
| ザルツブルク・国際モーツァルテウム財団との文化事業 | 第一生命 |
スポーツ振興
| 取組み | 実施会社 |
|---|---|
| 女子陸上競技部への支援 | 第一生命 |
| スケートボード競技への支援 | 第一生命 |
| ダンス競技への支援・協賛 | 第一生命、ベネフィット・ワン |